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遺産相続について

相続とは

相続とは

 相続とは、人が亡くなったときに、その亡くなった人の配偶者や子などが遺産(借金などのマイナス財産を含む)を引継ぐことです。この際に、亡くなった人を、「被相続人」、遺産を引継ぐ人を「相続人」と言います。

相続人になれる人

 相続人になれる人は、配偶者と下記の1~3の順位の人です。

1.子(既に死亡している場合は、孫。孫も亡くなってしまっている場合は、曾孫。)
2.親(既に死亡している場合は、祖父母など直系尊属)
3.兄弟姉妹(既に死亡している場合には、甥姪。ここまで。)

詳しくは、こちら

期限

期限

 遺産分割や名義変更に期限はなく、もし手続をしなければ、何十年でもそのままです。しかし、相続放棄や相続税申告には期限が設けられています。これらに関係する人は、それぞれ定められた期限内に手続を行わなければなりません。

■相続の放棄・限定承認
 相続発生後3ヶ月以内 

■所得税・消費税の準確定申告
 相続発生後4ヶ月以内 

■相続税の申告
 相続発生後10ヶ月以内 

 遺産分割を行わず、相続人が亡くなってしまった場合には、その遺産分割には、その相続人の相続人も、加わることになり、時間が経過すればするほど、遺産分割が困難になります。従って、後々親族間で問題が起こらないようにするためには、遺産の分割はきちんと話し合って決め、名義変更もできる限り早く済ませておくべきなのです。

遺産にはどのようなものがあるのか

遺産には、次のようなプラスの財産とマイナスの財産があります。

■プラスの財産

・土地(借地権を含む)、建物
・現金、預貯金、有価証券(株式・債券など)
・貸付金、売掛金
・特許権、著作権
・貴金属、宝石、自動車、家具、美術品
・ゴルフ会員権
など

■マイナスの財産

・借入金、買掛金
・預かり敷金、預かり保証金
・未払いの税金
・未払いの医療費
など

 なお、通常、死亡保険金・死亡退職金は相続財産ではありません。また、遺産には、目に見えない財産もありますのでお忘れなく。

遺産分割

 遺産をどのように分けるかは、遺言の有無によります。

■遺言がある場合

 遺言の内容に従って、各相続人等が財産を取得します。
 遺言から漏れた財産がある場合や遺言を使わない特殊な場合には、次の遺産分割協議が必要になります。また、遺留分(配偶者と子の場合、相続分※の1/2)が侵されていて不服がある場合には、遺留分の減殺請求をします(遺言の内容を知ったときから1年以内)。
※相続人が配偶者と子3人の場合には、各人の相続分は、配偶者が1/2、子が1/6(1/2×1/3)。したがって、遺留分は、配偶者が1/4 (1/2×1/2)、子が1/12 (1/6×1/2)。

■遺言がない場合

 遺言がない場合には、相続人全員による遺産分割協議で遺産の取得者・承継者を決めます。相続人の中の1人が全部取得というように、相続人全員の合意があれば、どのように分けてもかまいません。取得者が決まったら、遺産分割協議書を作成し、署名・押印をします。

 遺言又は遺産分割協議書で、名義変更をします。これで相続が終了します。